朝立ちしないと病気になるという噂は本当?朝立ちしない原因は何?
朝立ちは、物心ついた男性なら誰しもが気になる生理現象だと思います。
「あれ?今日も勃起してる」「また朝立ちか~」って感じで特に気にしていない方もいるかもしれませんが、実は朝立ちが病気のサインになるという事をご存知でしょうか?
今回の記事では、そんな男性の朝立ちに注目しつつ、関連する病気や朝立ちしない時の原因や対処法などを紹介したいと思いますので気になる方は必見です!
目次
そもそも男性の朝立ちってなに?
そもそも男性の朝立ちとはどんなものなのか?
一言で言えば、朝起きた時に勃起している状態ですが、実は朝立ちにもしっかりとメカニズムがあるんです!
朝立ち・夜立ちについて
朝立ちは、別名「夜間陰茎勃起現象」とも言い、朝起きた時にたまたま勃起しているのではなく、実は夜の寝ている間に勃起していて、それが起きた時の維持されているという状況です。
寝ている時にエッチな夢を見て勃起していると思っている方も多いかもしれませんが、実際の関係性は特になく性的な興奮や自分の意思とは関係なしに勃起する現象です。
朝立ちのメカニズム
前述の通り、朝立ちは寝ている間に起こる夜間陰茎勃起現象の事を言いますが、この朝立ちが起こる現象は睡眠のメカニズムが関係しています。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、この内のレム睡眠の時に夜立ちが起こります。
実はこの夜立ちには、勃起力を維持したりストレスを解消する役割があるとも言われていて、男性の場合には年齢関係なく一生の内に何度も経験する生理現象です。
少しわかりにくいかもしれませんが、朝立ちという生理現象が起こるというよりは、夜立ちが起きた時まで続いている状態が朝立ちと呼ばれているだけですね。
朝立ちしない時に考えられる病気や病状
朝立ちは20代、30代、40代と年齢関係なく起こる現象ですが、この朝立ちは体の不調を訴える警告にもなります。
朝立ちしない人に関しては、何かしら体の調子が悪い可能性も出てきますので、体からの不調サインだと思っておくと良いでしょう。
例えば、朝立ちしない人には以下のような病状が考えられます。
①勃起不全(ED)
勃起不全はご存知の方も多いと思いますが、ペニスの勃起がうまく機能しない事を言います。
性行為がうまくできない、途中で中折れしてしまう、射精が困難、など症状は人それぞれですが、満足のいく性行為が行えない人を総じてEDと呼びます。
②動脈硬化・血液の病気
ペニスが勃起するには血液の流れが大きく関係しているので、勃起がうまく機能しない方に関しては血液の病気も疑う事ができます。
動脈硬化やその他の血液の病気によって、勃起機能が十分に働かない可能性もあるので早々に検査する必要があります。
③糖尿病
正確には「糖尿病性神経障害」とも言いますが、神経にトラブルが生じている場合にも勃起機能がうまく働かない事があります。
そもそも勃起は、脳が性的な興奮を受けて陰茎に勃起するように指令を出すので、神経も大きく関わってくるのですが、この神経系が機能しないと性的な興奮が陰茎に伝わりにくいという問題が発生します。
④加齢男性性腺機能低下症候群
「LOH症候群」や「男性更年期障害」と呼ばれることもありますが、主に40代~50代の男性に起こりやすい病状で、ホルモンバランスの乱れや男性ホルモンの低下によって起こります。
精神的、身体的にもさまざまな症状が起こり、それらが原因で勃起機能にも影響がでてしまうというものです。
⑤ストレスや精神病
これもよくあるパターンですが、ストレスを抱えている人や精神的な病にかかっている人は、勃起不全になりやすい傾向があります。
また、人によってはうつ病薬や精神安定剤を服用していることがEDを誘発している事もあるので、かかりつけの医師に相談して改善していくしかありません。
単に朝立ちしないというだけでもいろいろな病状が考えられますが、まずは焦らずに、健康を第一に考えて正常な勃起を得られるようにしましょう!
朝立ちしない男性が今すぐやるべき事
ここで朝立ちしない男性がやるべき対策を4つほど紹介しておきます。
直ぐに改善できるわけではありませんが、朝立ちや性行為時の勃起力改善にも効果的なので、1つ1つ積み重ねて内面的にも外見的にも健康的な身体を作る事を心掛けてください。
食生活の見直し
食生活を改善する事で糖尿病や動脈硬化を緩和する事ができます。朝昼晩しっかりと食事を摂る事を意識したり、栄養バランスを考えたり、食べすぎ・飲みすぎに注意するなど、やれることはたくさんありますので、1つ1つ実践しましょう。
ストレス発散
ストレスの蓄積もNGです!できる限りストレスフリーを意識して普段の生活を送るようにしましょう。変にストレスを意識しすぎずに、自分の中でのストレス発散方法を探してみるのがおすすめです。
適度な運動
体の健康を考えるならば体を動かすことがとても大切です。特に20代以降は10代の頃に比べると運動する習慣が極端に減ってしまうので、自分の意思で体を動かす時間を確保するしかありません。ジム通いやランニングなど軽い運動から始めていきましょう。
質の良い睡眠の確保
睡眠時間が少ない方も多いですがこれもNGです!睡眠不足は男性ホルモンの分泌を低下させてしまうので、体にも不健康ですし何よりも体力が十分に回復しません。睡眠時間を確保する事はもちろんの事、質の良い睡眠を意識してください。
勃起不全にはED治療薬がおすすめ
ここまで朝立ちしない人向けにいろいろと原因や解消法をお伝えしてきましたが、現時点でセックスの時に十分な勃起力を得られていない人に関しては、まず簡単にできる勃起力改善策としてED治療薬を試してみるのがおすすめです!
ED治療薬は勃起しない男性を手助けするアイテムとしては適切なお薬なので、現状性行為でパートナーを満足させられていないのであれば、ぜひ試してみて下さい!
ED治療薬の効果・作用
ED治療薬の主な効果は、
- ・勃起力促進
- ・中折れ改善
- ・持続力アップ
- ・硬さアップ
などで、男性のペニスに活力を与える効果が期待できます。
代表的なお薬としては、シルデナフィルを含む「バイアグラ」、バルデナフィルを含む「レビトラ」、タダラフィルを含む「シアリス」で、その他にもこれらのジェネリック品などが多く販売されています。
朝立ちしないとしても、まずは自分に合うお薬を見つけて、満足できるセックスライフを送る事が大切です。
ED治療薬を使うタイミング
ED治療薬を飲むタイミングは薬の種類によって異なりますが、大まかな流れとしては性行為の1時間前くらいが1つの目安となります。
また、ここで注意しておきたいのが「飲めば勃起する」というわけではないという事。
あくまでも性的な興奮が得られていることが前提なので、ED治療薬を飲んでからはイイ感じにムードを作ってできる限り自分が興奮できるシチュエーションにもっていきましょう。
朝立ちしない時の病状や原因に関するまとめ
- 朝立ちしない人は体に不調を抱えている可能性もあるので早めの改善が大事
- 朝立ちが病気の原因になるわけではなく病気が原因で朝立ちしない可能性がある
- 性行為時に十分な勃起力を得られない時にはED治療薬を試すのがおすすめ
今回は朝立ちをテーマにして考えられる病状や解決策を紹介してきましたが、もちろんここでの情報がすべてではありません!
他に起たない原因があるかもしれませんし、それに対する対処法もさまざまです。
ただ1つ言える事は、勃起しない状況を放置してはいけないという事!
男性にとってもペニスが起たないのは致命的なので、できる限り早めに原因を突き詰めて改善していくように日々の生活を改めていきましょう。