フェミニーナ軟膏はカンジダを悪化させる?最も効果がある塗り薬とは
今回は、フェミニーナ軟膏の使用用途やカンジダ症への適応、フェミニーナ軟膏よりも多用できる軟膏薬についてご紹介!!
ネット上では、「フェミニーナはカンジダを悪化させる」「フェミニーナは効かない」というネガティブな意見もありますが、実際のところどうなのか?
こういった疑問を解消するために、フェミニーナ軟膏のカンジダへの適応や適用しない時の代替薬などをしっかりとお伝えしたいと思います!
目次
フェミニーナ軟膏はカンジダ症に使える?
結論から申しますと、フェミニーナ軟膏はカンジダ症には使えません!
ただし、ケースバイケースなので、その時の症状や状況によっては使える場合もあります。
一時的な症状の緩和には使える
例えば、カンジダ症による一時的なデリケートゾーンのかゆみなどに対しては使用可能です。
ですが、あくまでも一時的な症状の緩和にしかなりませんので、そこを前提で使うようにしてください。
そもそもカンジダ症に使う場合にも基本的に推奨されていませんので、症状が治まる可能性があるという程度で利用するしかないという事を理解しておく事。
カンジダ症の根本的な治療にはならない
上記の通り、かゆみ止め効果があったとしても一時的な症状の緩和にしか使用できませんので、かゆみの原因がカンジダ症であった場合には根本的な治療にはならないということを覚えておきましょう。
フェミニーナ軟膏に関しては、そもそもカンジダ症への適用は認められていないという事と、フェミニーナ膣カンジダ錠やその他のカンジダ治療薬との併用もNGです!
結論、フェミニーナ軟膏でのカンジダ症への適用は無しという事です。
通販で買えるカンジダ症におすすめの軟膏薬2選
ズバリ、カンジダ症で悩んでいる方に対しては、カンジダ症への適応が認められている抗真菌薬を使うのがベスト!
お近くに専用のクリニックがあればそこで処方してもらうのもアリですが、病院に行きづらい方や病院へ行く暇がない方に関しては、個人輸入通販を利用して抗真菌薬を購入するのがおすすめです!
クロトリマゾールジェル
カネステンクリーム
カンジダ症にフェミニーナ軟膏を使うと症状が悪化する?
「カンジダ症でフェミニーナ軟膏を使ったら症状が悪化した」という情報がネット上で出回っているようですが、これに関してはハッキリ言って信憑性のない情報です。
というよりも、カンジダ症を放置した状態にすると徐々に症状が悪化してしまうので、早く薬を使って治療したほうが良いです!
ただ、先ほどもお伝えした通り、フェミニーナ軟膏ではカンジダ症の治療にはなりませんので、カンジダ症専用の薬を使う事が大事。
要は、フェミニーナ軟膏で症状が悪化するわけではなく、症状を放置すると悪化するという情報がどこかで食い違って発信されていたみたいですね。
市販で買うなら「フェミニーナ 膣カンジダ錠」で
という事で、フェミニーナ軟膏に関してはカンジダ症への適切な効果は認められていませんが、同じフェミニーナシリーズの「フェミニーナ 膣カンジダ錠」であればカンジダ症への適応が一部の条件下で認められています。
ここまで少し説明が遠回りになってしまいましたが、フェミニーナ軟膏ではなくフェミニーナの膣カンジダ錠であれば有効なので、市販で薬を買うときは商品名を間違えないようにしてください!
膣カンジダ錠の用量・用法
フェミニーナ膣カンジダ錠の基本的な用量・用法は以下の通り。
- 【大人(15才以上60才未満)】
⇒就寝前を目安に1日1回1錠を腟深部に挿入。6日間連続して使用すること。 - 【15才未満または60才以上】
⇒使用禁止
ちなみに、フェミニーナ膣カンジダ錠を3日間使っても症状が改善しなかったり、6日間使って症状が治まらない場合には病院で相談する事が推奨されています。
膣カンジダ錠の効果・効能
フェミニーナカンジダ錠の効果で1つ気を付けて頂きたいのが、この薬は基本的に再発防止にしか適応していないという事。
初めてカンジダ症を発症した方が使う薬ではありませんのでご注意ください!
薬の説明書きにもありますが「以前に医師から、腟カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限る」と書かれていますのでお忘れなく!
膣カンジダ錠を使えない人
以下に該当する方は、フェミニーナ膣カンジダ錠を使えない、もしくは使うのに相談する必要がある方です。
使えない人 | ・医師から、腟カンジダの診断・治療を受けたことがない人 ・腟カンジダの再発までの期間が2ヶ月以内 ・腟カンジダの再発までの期間が2ヶ月以上で直近6ヶ月以内に2回以上感染した人 ・そもそも腟カンジダの再発かどうかよく分からない人 ・発熱、悪寒がある人 ・吐き気・嘔吐がある人 ・下腹部に痛みがある人 ・背中や肩に痛みがある人 ・不規則な出血または異常な出血、血の混じったおりものがある人 ・腟または外陰部に潰瘍、水膨れまたは痛みがある人 ・排尿痛のある人や排尿困難な人 ・糖尿病の人 ・ワルファリンなどの抗凝血薬を使用中の人 ・成分に対してアレルギー症状のある人 ・妊婦または妊娠の疑いがある人 ・15才未満の小児、または60才以上の高齢者 |
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相談が必要な人 | ・医師の治療を受けている人 ・授乳中の人 ・薬でアレルギー症状を起こしたことがある人 ・薬の使用後に「ズキズキする痛み、はれた感じ、発赤、刺激感、かゆみ、熱感」を感じた人 ・3日間使用しても症状の改善がみられない人 ・6日間使用しても症状が消失しない場合 |
カンジダ症以外にデリケートゾーンが痒くなる原因
本記事では、フェミニーナ軟膏とカンジダに関する情報をメインでまとめていますが、カンジダ症以外にもデリケートゾーンがかゆくなる原因はたくさんあります。
主な例を挙げると性病などがありますが、必ずしも性病であるとは限りませんので、頻繁にかゆみを感じる方などはかゆみの原因なども幅広く理解しておくと良いかもしれませんね。
ちなみに、デリケートゾーンがかゆくなる原因の例としては、
・季節的な要因
・女性ホルモンの低下
・性器ヘルペス
・性器クラミジア
・膣トリコモナス症
・毛じらみ
・かぶれ
・アレルギー
などがありますので、かゆみがあるからと言ってカンジダ症だと独断し、個人の判断でフェミニーナ膣カンジダ錠を試すのもリスクがあるかもしれません。
性病であれば性病に適した抗生物質での治療が必要となるので、各症状に適応する薬を正しく使用するようにしましょう!
フェミニーナ軟膏とカンジダ症に関するまとめ
- フェミニーナ軟膏を塗ってもカンジダ症が悪化するわけではない
- フェミニーナ軟膏ではカンジダ症の根治には至らない
- かゆみにもいろいろな原因があるので各症状に適した薬を使う事が大事
市販でも手軽に購入できるのがフェミニーナ軟膏の売りですが、すべてのかゆみに適応するわけではありませんので、安易な考えでの使用はできる限り控えてください。
カンジダであれば専用の抗生物質、カンジダの再発であれば膣カンジダ錠、その他のムレやかぶれによるかゆみにはフェミニーナ軟膏、というように各用途に合わせて薬を選ぶのが大切です。
なので、具体的にこの薬が一番効果的というものもなく、その人のかゆみの原因に合わせた薬選びを優先するようにしましょう!
当サイトでは、カンジダ症以外の性病によるかゆみに適応した薬を取り扱っていますので、性病によるデリケートゾーンのかゆみを抑えたい時にはぜひご利用ください!