アドエアって喘息に効く?気になる吸入薬の効果や副作用まとめ
喘息の症状を緩和するのに効果的と言われているアドエアですが、本当に効果があるのでしょうか?
また、効果があるだけでなく、使用する際の注意点や副作用についてもしっかりと理解しておく必要があると言えます。
ここでは、アドエアに関する基本的な情報から、喘息を抑えるのに効果的な吸入器の情報についてまとめています!
目次
アドエアについて詳しくしろう!
まずは、アドエアについてです。
そもそもアドエアってどんな吸入薬なの?と思っている方も多いと思いますが、アドエアは、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療の際に使用されている配合剤です。
喘息系の症状を緩和するために使用する事が主な目的です。
アドエアの効果・効能
前項でも記載している通り、アドエアは、
・気管支喘息
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
の症状に対して使用されることが多い吸入薬です。
気管支喘息の場合には、吸入ステロイド剤と長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合に使用するのが一般的で、COPDの場合には主に諸症状の緩解に対して使うことが多いです。
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有効成分について
アドエアの有効成分は、「サルメテロール」「フルチカゾンプロピオン酸エステル」です。
2つの成分を主として、喘息における一部の症状に対して効果を発揮するというものなので、症状によっては適応外、または効果があまり期待できない場合があります。
それぞれの成分に関しては、以下をご参照ください。
飲み方(用量・用法)
アドエアの飲み方・用量用法に関しては、処方される種類によっても異なります。
各アドエアの種類別に用量・用法をまとめてみましたので、参考までにご覧ください!※詳しくは専門医の指示に従って使用する事を推奨しています。
※アドエア250ディスカス28吸入用を用いた気管支喘息に対して(成人の場合)
商品名(販売名) | 用量・用法 | 詳細・内訳 |
---|---|---|
アドエア100ディスカス | 1回1吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステルて100μg |
アドエア50エアゾール | 1回2吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステルて100μg |
アドエア250ディスカス | 1回1吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステル250μg |
アドエア125エアゾール | 1回2吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステル250μg |
アドエア500ディスカス | 1回1吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステル500μg |
アドエア250エアゾール | 1回2吸入 | 1回サルメテロール50μg フルチカゾンプロピオン酸エステル500μg |
あくまで一例です。アドエアには他にもたくさんの種類の製品がありますので、それぞれに適した使用方法を用いて正しく使用するようにしてください。
アドエア使用上の注意
アドエアの基本的な情報や用量・用法についても少しずつご理解頂けてきたのではないでしょうか?
また、アドエアには使用する上での注意点もあります!
大前提として、「甲状腺機能亢進症の方・高血圧の方・心疾患の方・糖尿病の方」に関しては、使用する前にかかりつけの医師に確認するのがマストです!
体調を悪くしたり、症状を悪化させるリスクもありますので、自分の判断で多用・乱用は絶対にしないようにご注意ください!
その他にも、アドエアを使用する上での注意点がいくつもありますが、その中でも代表的な注意事項を紹介したいと思います。
・気管支喘息の発作や慢性閉塞性肺疾患の症状に対して即効性はない為、毎日規則正しく使用する事が重要。
・喘息発作重積状態、喘息の急激な悪化状態の際にはアドエアの使用は控える事。
・全身性ステロイド剤の減薬によって「鼻炎、湿疹、動悸、倦怠感」等の離脱症状が起こる可能性もある。
・アドエアの用量・用法を守らずに過度に使用を続けた場合、不整脈・心停止を起こすリスクもある。
など、他にもいろんな注意点がありますので、まずは専門医の指示に従って適切に使用する事を推奨しています。
アドエアの副作用におけるリスク
前項で使用に関する注意点をまとめていますが、吸入薬を使用した際には副作用を発症する可能性もあります。
副作用とは、薬本来の効果に反して起きてしまう症状の事で、吸入薬に限らず多くの医薬品で起こる場合が考えられます。アドエアも同様ですので、こちらで副作用についても簡単にまとめておきます。
一般的な副作用
※国内・海外の臨床試験のデータ参照
【国内】嗄声(6.9%)、口腔カンジダ症(3.7%)
【海外】嗄声(2.3%)、頭痛(2.2%)、口腔咽頭カンジダ症(1.7%)、咽喉刺激感1(1.6%)
【国内】振戦、肝機能検査異常各1例(1.1%)
【海外】鼻炎2例(0.5%)
重度の副作用
一般的な副作用とは異なり、稀に重度の副作用を発症する可能性もある。
発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、口腔咽頭浮腫、味覚異常、心悸亢進、血圧上昇、不整脈、頭痛、振戦、睡眠障害 悪心、腹痛、食道カンジダ症、関節痛、浮腫、高血糖、むせ、咳、口内乾燥、脈拍増加、不安、易刺激性、攻撃性 鼻炎、胸痛、皮膚挫傷…etc
類似製品や他の吸入薬について
アドエアと同じ成分を含む類似委製品もたくさんあります。
喘息の症状が悪化すると、場合によっては呼吸困難になったり、心肺停止状態になる恐れもゼロではありません!
病院で診察してもらうのが一番ではありますが、事情があって病院に行けない場合もあると思います。
そんな時にオススメなのが、アドエアの代替薬です。個人輸入通販では吸入薬・吸入器を購入する事ができ、実際に日本でも多くの方が個人で使用する事を目的として通販サイトで購入しています。
ただし、用量・用法・注意点などに関しては、ご自身で確認する必要がありますので、使用前には必ず製品情報を確認するようにしましょう!
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喘息の抑える効果的な手段は?
喘息は生まれつき持っている方もいれば、なにかがキッカケとなり誘発する可能性もあります。
日常的に喘息や発作を起こさないようにする事が大切です!
例えば、
・気温の変化
・激しい運動
・花粉・アレルギー
・動物・カビ
・ストレス・疲労
・香辛料・タバコ…etc
などからも喘息や発作を起こす可能性は十分に考えられますので、日々の生活環境の中で気を付けるように意識しましょう!
この記事のまとめ
いかがでしたか?
国内でも代表的な吸入薬のアドエアに関する、効果・効能や副作用など使用する際に注意するべき点はだいぶ理解できたのではないでしょうか?
ただし、こちらの情報がすべてではありませんので、詳しくは担当医やかかりつけの医師、通販で購入する場合には製品情報をしっかりと確認して、安全を第一に使用する事を推奨します。
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