1日、2日ならOK?抗生物質を飲み忘れた場合の疑問を解消!
さまざまな病気を治療したり症状を抑えたりするのに使用されている医薬品。
薬にはいろんな成分が含まれていて、各症状に適した成分が配合され、世の中の多くの患者を救ってきました。
そんな医薬品には用量・用法というルールがあります。
この薬のルールを守らなければ、薬本来の効果を十分に発揮できなかったり、効き目が弱まってしまう事もありますので、正しく服用する事が大切です。
ここでは、医薬品の1つである抗生物質の使用方法や飲み忘れた場合の対処法などに関する情報をご紹介!
少しでも効果を高めたい!効果を十分に発揮させたい!という方は必見です。
目次
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抗生物質やお薬の飲み忘れに関する【Q&A】
抗生物質は主に性病などの感染症に適したお薬です。
抗生物質といってもいろんなタイプの種類があり、それぞれ異なる成分を含んだり、複数の成分を含んでいる事があります。
正しく服用する事で、性病などの症状を緩和したり治療する効果が期待できるものですが、飲み忘れた場合にはどうなるのか?
抗生物質や薬の飲み忘れに関する疑問をQ&A形式でまとめてみましたので、ぜひご参照下さい!
抗生物質を飲み忘れた場合どうする?
抗生物質を飲み忘れた場合は、忘れてからどれくらいの時間が経過しているかが重要です。
数十分、1,2時間程度であれば気が付いた時点で服用する事が大切。
ただし、半日以上経過している場合には、次の摂取が迫っているので過剰摂取になってしまうリスクも考えられます。
もし、半日以上経過している場合には病院や薬局に相談してから服用する事が一番の解決策と言えます。
1日、2日の飲み忘れは平気?
1日、2日飲み忘れた場合にも、薬局や病院に相談してから今後の服用について考える必要があります。
また、性病感染者の場合、飲み忘れている期間に性行為をすることでパートナーに感染させてしまう可能性もゼロではありませんので、感染の拡大を防ぐ為にも症状が完治するまでは性行為をしない事を推奨します。
たかが1日、2日と言えど、ウイルスや細菌が繁殖している事も十分に考えられますので、安易な考えで薬を多用したり、性行為を行わないように注意しましょう。
忘れた分はまとめて飲めばOK?
抗生物質を飲み忘れた場合、単純な考えでまとめて飲めばOKという事でもありません!
むしろ、成分の過剰摂取によって副作用を強く感じてしまったり、体調を崩してしまう事の方が体にとって負荷となってしまう事もあります。
1日に摂取できる成分量は決まっていますので、それに従って服用する事が第一!もし、その通りに服用できなかった場合には、専門医の指示に従って服用する事が大切です。
自己判断で服用を止めても良い?
抗生物質は自己判断で服用を止めてはいけません!
仮に、薬を服用して1日、2日経った後に症状が治まったとしても、体内にはウイルスや細菌が残っている状態である可能性が高いです。
自己判断で服用を止めてしまうと、この菌がまた繁殖して症状を再発させる事もありますので、まずは処方された日数分をしっかりと飲み終え、病院で再検査してから医師と話をして判断するようにしましょう。
途中で服用を止めるリスクは?
前項に付随しますが、途中で服用を止めたり、抗生物質を飲み忘れた場合のリスクとして以下のような事が挙げられます。
・細菌類が繁殖する可能性がある。
・症状が悪化する可能性がある。
・他の人に感染させるリスクがある。
これまでの情報をまとめた内容にもなりますが、抗生物質はそれなりに体に対して強く作用するお薬なので、自己判断での服用中止はもちろんの事、用量・用法を守らなかったり、勝手に他の薬を服用するなどは絶対にしないようにして下さい。
飲みきらないといけない理由は?
そもそも抗生物質を服用する理由は、体の中に潜む細菌をしっかりと滅する事が目的です。
なぜ、病院や薬局では薬の量が指定されているのか?それは、体の中に潜む細菌をしっかりと死滅させたり、体内から追い出すために必要な成分量があるからです。
もし、飲みきらなかった場合、体内の細菌も抗生物質に対する耐性菌となってしまい、次に同じ薬を服用しても効果がなくなってしまうという事もあります。
決まった用量・用法にはちゃんとした理由があるので、飲み忘れに注意する事と、飲みきらなければいけない事を念頭に置いてください。
抗生物質は用量・用法を守って服用する
分類 | 医薬品名 | 効果・作用 |
---|---|---|
ニューキノロン系 | ・クラビット ・オゼックス |
咽頭・喉頭炎、膀胱炎…etc |
抗ウイルス薬 | ・バルトレックス ・ゾビラックス |
帯状疱疹、ヘルペス…etc |
ペニシリン系 | ・サワシリン ・ユナシン |
肺炎、梅毒、咽頭炎…etc |
セフェム系 | ・フロモックス ・メイアクト ・セフゾン |
副鼻腔炎咽頭・喉頭炎、扁桃炎…etc |
マクロライド系 | ・ジスロマック ・クラリス ・エリスロマイシン |
肺炎、急性気管支炎、副鼻腔炎…etc |
代表的な抗生物質の種類はご覧の通りですが、これらだけでもそれぞれ使用方法は異なります。
詳しくは各商品ページの詳細を確認したり、説明書を良くお読みになるか、専門医に確認してから正しく安全に服用しましょう。
▶ 性病や感染症に効果的な抗生物質の一覧ページへ副作用を強く感じたら病院で相談
万が一抗生物質を飲み忘れた場合、なにも知らないで多用したり乱用するケースもあると思いますが、これは完全にNGです!
誤って薬を飲み過ぎたことによる体調不良、副作用を強く感じるなどの症状が出て、なかなか治まらない場合には、早めに病院で検査を受けるようにして下さい。
軽度の副作用であれば問題ない事がほとんどですが、重大な副作用が出る可能性もありますので、まずは専門医の相談する事が先決です!
薬を飲み忘れない習慣が大切
薬を飲み忘れた場合の注意点やリスクなどは概ねご理解頂けたかと思いますが、後は薬を飲み忘れない習慣をつける事が大事です。
そもそも、飲み忘れなければ悩む必要も不安に感じる必要もありません!
という事で、飲み忘れない為に皆さんがやっている事を以下にまとめてみましたので、こちらも参考にしてみましょう。
- ・携帯のアラーム機能やスケジュール機能をうまく活用する。
- ・薬をケースに入れて常に持ち運んでおく。
- ・周囲に薬を飲むことを周知して忘れないように促してもらう。
また、例えばの話、社会人の場合には夜勤など普通の方とは生活習慣が異なる方もいると思います。
こうした場合には事前に専門医の先生にその事を伝え、自分に適した服用方法を教わっておくと良いと思います。
抗生物質はこんな方にオススメ!
ここで改めて抗生物質を服用するのに適した方を紹介しておきます。
抗生物質にもいろんな種類があるという事はわかって頂けたと思います。病院では癌の治療などにも服用する事が多いですが、一般的には性病や感染症に使用される事が多いです。
主に性病が多いですが、以下の症状に該当する方は、抗生物質での治療をオススメします!
子宮内感染・尿道炎・クラミジア・淋病・口唇ヘルペス・性器ヘルペス・水疱瘡・帯状疱疹・カンジタ・感染症・性病全般・ヘルペスの再発防止・子宮頸管炎・肺炎・梅毒…etc
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この記事のまとめ
抗生物質を自己判断で服用する方は基本的には少ないと思いますが、もし当ページで紹介している内容に当てはまるという方がいれば、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
軽度の初期症状であれば、通販で抗生物質を購入して自分で治療を試みるという方も少なからずいますが、症状が悪化して抗生物質での治療が難しいと判断した場合には、早めに専門医に診察してもらう事が重要です。
感染症は放置してしまうと、どんどん菌が繁殖して治療しにくくなってしまったり、他の病気を併発する可能性も出てきますので、気を付けてくださいね。
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