うつ病薬の副作用は危険!?辛い鬱病の症状にオススメの抗うつ薬。
うつ病って症状によって本当に辛いものもあります。
皆さんはうつ病に対してどれくらいの理解がありますか?なにもやる気がしない。精神的に辛い。元気な方からすればうつ病なんて少し待てば治るんじゃないの?と思うかもしれません。
しかし、うつ病の人の気持ちは実際になった人でないとわかりません。症状によっては本当に辛いですし、なにもできない自分自身に嫌気がさしてきます。
今回はそんなうつ病に悩んでいる方のためにおすすめのうつ病の薬(抗うつ薬)や抗うつ薬を服用した時の副作用について紹介していきます。
うつ病とは
そもそもうつ病ってどんな症状が当てはまるのか?まずはうつ病についての理解を深めましょう。
うつ病は、気分障害の1種としてさまざまな症状が出てきます。
<うつ病の主な症状>
- ・気分が落ち込んでしまいなにもやる気が起きない。
- ・何に対しても興味がなくなってしまう。
- ・食べ物すら食べる気が起きない(食欲低下)。
- ・悲しみや緊張など精神的な症状、落ち込み。
- ・不眠、睡眠障害など寝る事が容易でなくなる。
これらが主にうつ病と診断される項目の一部です。
こうなってしまうと基本的には学校や仕事も行く気が起きず、なにもやる気がない完全無気力状態となります。
うつ病の患者数は世界的にみると億単位にも及ぶとされています。また、うつ病の診断も難しく、どの状態が適切なうつ病なのかは先進国でも判断が難しいようです。
病院での診断でも誤ったうつ病との診断で抗うつ薬を投与してしまうケースもあるようです。
うつ病に効果的な医薬品
うつ病にはいくつかのタイプがあり、それらの症状に対して使用す抗うつ薬も異なります。
では、うつ病薬についてもまとめていきましょう。主に5つの種類に分かれますので、薬を購入する際などの参考にしてみてください。
<抗うつ薬の主な種類>
- 【三環系抗うつ薬】
- ・以前から使用されている抗うつ薬です。基本的にはうつ病の症状を緩和する効果を目的としていますが、副作用が強く、便秘や口の渇き、眠気などが症状として現れる事が多いです。アモキサピン・イミプラミン・クロミプラミンなどの薬(成分)があります。
- 【四環系抗うつ薬】
- ・三環系抗うつ薬の新しいタイプで、三環系で悩んでいた副作用の強さを緩和したものです。セチプチリン・ミアンセリンなどの薬(成分)があります。
- 【SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)】
- ・神経伝達物質であるセロトニンの取り込みを阻害するための薬で、神経細胞同士の量を調整する役割があります。フルボキサミン・パロキセチン・エスシタロプラムなどの薬(成分)があります。
- 【SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)】
- ・その名の通りですが、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込みを阻害する働きのある薬です。成分の作用により情報伝達を増強する効果が期待できます。ミルナシプラン・デュロキセチンなどの薬(成分)があります。
- 【NaSSA(ノルアドレナリン作動性、特異的セロトニン作動性抗うつ薬)】
- ・SSRIやSNRIとは異なる作用によりノルアドレナリンやセロトニンに働きかけます。比較的新しいタイプの抗うつ薬でミルタザピンなどの薬(成分)があります。
※各項目で紹介しているのは成分名です。実際の商品名とは異なる場合があります。
うつ病薬の効果
うつ病に効果的な抗うつ薬の種類はたくさんあります。上記で説明した薬の種類は5つとしていますが、その中でも多くの抗うつ薬が製造・販売されています。
抗うつ薬は飲み方を間違ってしまったり、多用し過ぎてしまうと危険です。取扱いには十分に注意しましょう。
主な効果としては前述しているうつ病の症状に効き目があり、下記のような状態時に抗うつ薬を使用します。
不眠症・睡眠障害・気分が落ち込んで考えられない・やる気がない・集中力が低下し仕事に手が回らない・うつ病・統合失調症
これらの症状が続くようでしたら、アナタはうつ病の可能性があります。ただし、むやみに病院に行っても誤診されるかもしれませんので、診察してもらう病院はしっかりと選定しましょう。
うつ病薬の飲み方
うつ病薬(抗うつ薬)の飲み方は、正直薬の種類によってバラつきがあるためこちらで紹介するのは少し難しいです。各商品ページの詳細から確認しておきましょう。
★うつ病薬(抗うつ剤)/精神安定剤/睡眠薬の商品一覧ページへ
基本的な服用方法としては1日に1回の服用、1日に〇mgの服用など、回数や用量で決められています。
また、継続して服用する事で安定した精神状態となっていきますので、早く治したいからといって、飲み方を間違えたり、多用し過ぎてしまわないようにご注意ください。
うつ病薬の注意事項
うつ病薬には副作用や併用禁忌薬があります。副作用については後程紹介させて頂きます。
併用禁忌薬とは他の薬と併用(同じ時期に服用)してはいけないものがあるという事。
薬にも相性があるので、抗うつ薬と同じタイミングで服用してはいけないものもいくつかあります。こちらは専門医の指示に従って確認するようにしましょう。
特に、今現在薬を服用していない方は恐らく問題ないと思いますが、他の病気や持病で飲んでいる薬が抗うつ薬の併用禁忌薬に該当している場合は薬の服用ができませんので、別の方法や別の薬で対処するしかないでしょう。
また、抗うつ薬や精神安定剤と言われるものは効き目が強く、眠気に襲われる事もあるため、服用後に運転するのも控えてください。
オススメのうつ病薬
抗うつ薬にもいろんな種類の薬があります。
市販や薬局で取り扱っている精神安定剤や睡眠薬、病院で処方される抗うつ薬、通販で購入できる抗うつ剤などさまざまです。
種類が多いので、迷ってしまうかもしれませんが、薬の成分名はしっかりと確認しておきましょう。
ここでは、海外からの個人輸入通販で人気のおすすめ抗うつ薬を紹介してみたいと思います。
以前は、デパス錠が大人気でしたが、デパス錠の個人輸入が禁止となり、これの代わりを探そうと、購入する方も増えて他の抗うつ薬の人気が高まっています。
うつ病の副作用
抗うつ薬の薬にはいろんな副作用があります。
特に三環系の抗うつ薬では副作用の種類は比較的安易なものでしたが、その容易な症状でも強めに出てしまう事が懸念されていました。
では、最近の抗うつ薬の副作用事情はどうなのでしょうか?
薬によっても異なりますが、主な副作用の一例としては以下の通りです。
性機能障害・不安・興奮・不眠・胃腸障害・下痢などの消化管の症状・頭痛・食欲不振・体重増加・眠気・口が渇く・目がかすむ・便秘
などの副作用です。もちろんこれらの副作用は過去にあった例をまとめているだけですので、すべての症状がでるわけではありませんし、最近は副作用が軽い抗うつ薬もあったりします。
あくまで参考例の1つとして、こんな副作用があるんだということだけ覚えておくと良いでしょう。
まとめ
抗うつ薬の基本情報や、うつ病について、薬の副作用など、うつ病全般の内容を紹介してきましたが、概ねご理解頂けましたでしょうか?
抗うつ薬を服用したからといって必ずしも症状が良くなるとは限りませんし、継続しないと効果がでない場合もあります。
精神的な部分の病気はそう簡単には治りませんので、しっかりじっくり自分の身体と向き合って症状を改善していく事をおすすめします。