男性用のピルが存在する?望まない妊娠を避ける為に必要な避妊の知識

最終更新日: 2020/06/18
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
男性 ピル

避妊グッズに関して、ふと思った方もいるのではないでしょうか。「この世に男性用のピルが存在するのか」という疑問。

なにげない日常では全く気にしなかったことですが、望まない妊娠を避けるために女性用のピル(避妊薬)や膣内に入れて避妊する器具などがあるように、男性用の避妊グッズとしてコンドームが有名ですよね。

ですが、男性にはピルという経口薬で避妊するグッズが存在していません。

そもそもコンドームをしたからと言って100%妊娠を防げるわけではありませんし、破けてしまっては全く意味を成しません。そこで今回は男性用のピルが存在しているのか、また望まない妊娠を避けるために必要な知識や効果的なピルはどれか、という点に注目して内容をまとめていきたいと思います。

病院の処方より安いです! HININ

>>経口避妊薬(低用量ピル)ランキング!

男性用のピルについて

上記で申し上げた通り、男性用のピルって存在していませんよね、男性が避妊するアイテムとして一番有名でメジャーなのがコンドームです。ペニスに薄いゴムを装着する事で、精子が膣内に侵入するのを防ぐ役割があります。

ほとんどはこのコンドームを使用する事によって避妊を防げるのですが、人によっては不安な方もいるので、女性自身が自ら女性用のピルを定期的に飲んで妊娠対策をするという女性も多いです。

ただ、なぜ女性用には経口薬が存在しているのに男性用は存在していないのか、気になりませんか?ということで、男性用のピルについても少し調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

男性用のピルは存在する

男性用のピルは存在する

2016年のことですが、気になるニュースを発見しました。それは、英ウルヴァーハンプトン大学のジョン・ハウル教授や、ポルトガルのアヴェイロ大学の専門家などで構成されている国際研究チームによって「精子を泳げなくする」という新しいピルの存在が世に広まりました。

この画期的な避妊方法は世界中で注目を浴びています。今現在はまだ詳しい詳細や実際にピルが販売されているわけではありませんが、早ければ数年後には男性用のピルも販売されるのではないかという事で注目されています。

なぜ、このような男性用ピルの発見に至ったかというと、この国際研究チームが精子無力症という症状に目を付けたことから始まります。

精子無力症は男性の精子における活動力が弱く、射精しても女性の卵子まで辿り着くことができない状態です。特にこれといった原因も明確ではありませんが、自覚症状があるわけでもなく、夫婦で不妊治療を行っている時に初めて発見されるケースが多いです。

国際研究チームはこの部分に目をつけて、もし、この状態を人工的に作り出すことができたならば男性用のピルとして使用する事ができるのではないかと考えたようです。さすがともいえるべきこの着眼点によって研究は進んでいきます。

そこで「膜透過性ペプチド」という化合物が考案されました。ペプチドはアミノ酸がいくつか繋がっている構造を持っていて、人の細胞に作用していきます。食品などにも含まれる自然由来のペプチドには健康に作用することで知られているのですが、この研究チームは人工的なペプチドを精子の細胞に作用させて動かなくするということに成功したみたいです。

まだまだ、詳しい解析や研究は途中段階のようですが、ここから動物実験などを進めていき数年後には人にも使用できるのではないかと話題になっています。

男性が女性用のピルを飲んだら

男性が女性用のピルを飲むとどうなるのでしょうか。まず予め伝えておきますが危険ですので絶対にやめてください

そもそもピルがどのような成分で製造されているかをご存知でしょうか。女性用のピルは主に女性ホルモンを含んで製造されています。女性ホルモンをあえて摂取することで、体が架空の妊娠状態と認識して、精子が侵入しても妊娠状態にあるため、避妊できるというものです。

なので、単純に考えますと男性が女性用のピルを服用するという事は、男性が女性ホルモンを摂取しているのと同じことだと言えます。

男性が女性ホルモンを定期的に摂取していると、体にも変化が訪れたり、薬の副作用で吐き気や頭痛が治まらなくなるという情報もあります。避妊薬と言えどあくまで医薬品なので、女性が正しい用量・用法で使用した時にはじめて効果を発揮します。

もともと男性のために造られているわけではないので、安易な考えで服用せずに、男性が避妊したい場合にはしっかりコンドームを装着して性行為に臨みましょう。男性がピルを服用しても効果が期待できず、体調が悪化する可能性が非常に高くなるという事をご理解いただければと思います。

男性も女性の身体を配慮しよう

男性も女性の身体を配慮しよう

妊娠を望んでいない場合には、男性・女性のそれぞれが体を配慮して行う必要があります。どちらかが軽い気持ちでセックスをする事によって望まない妊娠をしてしまったり、膣内射精によって妊娠するリスクを高める事になります。

女性が避妊したい場合には男性の協力が必要ですし、男性も女性の身体を配慮してコンドームを装着し、セックスをする事が大切です。万が一にも妊娠する可能性のあるセックスをしているのであれば、女性側が自ら避妊薬を定期的に服用したり、緊急時に備えてアフターピルを常備しておくようにしましょう。

また、女性の場合、避妊薬は生理不順を整えたり、体の調子を整えたりする効果も期待できますので、正しい飲み方や使い方を覚えたい方は専門のクリニックや産婦人科などで相談してみるのも良いです。

互いの理解があってこそのセックスなので、充実したナイトライフを手に入れるためにも守るべきものは守っておくことが最善策だと言えます。

男性の避妊方法

男性の避妊方法は主にコンドームの装着です。破けていないか、劣化していないかというところしか注意する点はありませんが、それだけを意識するだけでも女性としては男性に対して安心感を抱くことができるので、妊娠を望んでいないカップや夫婦は互いの気持ちを尊重しあって性行為をしましょう。

コンドームの効果も100%防げるというものではありませんが、女性への最大限の配慮として使用しておきましょう。コンドームを装着せずに挿入し、膣外射精したとしても妊娠してしまうケースもありますので、この点にも注意してくださいね。

女性の避妊方法

女性の避妊方法としては、ここまで紹介してきたピルを服用する事が一番の最善策です。ピルは定期的に服用する事で、身体の調子を整えたり、性行為の際に膣内射精しても妊娠を防げる効果があります。

ピルは薬の種類にもよりますが、基本的には毎日服用する事で効果を発揮します。だいたいが21日間継続して服用し、7日間服用をしないというのを繰り返して行います。それにより生理の安定や膣内射精による妊娠を防ぐ効果が期待できます。

ピルは正しく使用すればその避妊率は100%に近しいともいわれていますので、自分なりの飲み方ではなく、用量・用法を守ってご利用ください。また、日常的にピルを飲んでいない女性が膣内射精をされてしまった、してしまった場合でもアフターピルという緊急避妊薬がありますので、万が一に備えてアフターピルを常備しておくこともオススメします。

★個人輸入通販で購入できる人気のアフターピル「アイピル」を購入する。

女性にオススメのピル

男性のピル情報まとめ

男性のピル情報まとめ

男性用のピル、女性用のピルに関しての情報はいかがでしたでしょうか。

男女が避妊するためには互いの意思と互いの意識が大切です。間違って妊娠しておろすような悲しい現実を引き起こさないためにも、事前にしっかりと避妊する事が大切です。女性は自分の身体を大事に、男性は女性の身体を大事にしましょう。

また、ブログの冒頭で紹介してきた男性用のピルもいずれ販売されると期待し、今までにない新しい形で避妊できるというのも楽しみです。

まずは、望まない妊娠を避け、本当に互いの気持ちに整理がついて子どもが欲しい時に、互いの気持ちを尊重した上で充実したナイトライフを送ってください。

★日本人女性にも大人気!個人輸入通販で購入できる女性用ピルの商品一覧。

関連BLOG

By 
このエントリーをはてなブックマークに追加