トリコモナス腟炎の治療と検査方法。具体的な治療法を教えます
トリコモナス膣炎は原生生物のトリコモナスの感染によるものです。
このページでは、トリコモナス膣炎を治療するために必要な情報をお届けしています。
「トリコモナス膣炎に感染しているかも」
「おりものや性器に違和感を感じている」
こんな方を手助けする内容となっていますので、参考情報としてご覧ください。
目次
【厳選】トリコモナス膣炎の治療におすすめのお薬情報
- 【商品名】フラジール
- 【英語表記】FLAGYL
- 【有効成分】メトロニダゾール
- 【製造会社】ピラマル・ヘルスケア
- 【成分量】400mg/200mg
- 【効果】トリコモナス膣炎・嫌気性菌感染症・感染性腸炎・細菌性腟症・ヘリコバクター・ピロリ感染症・アメーバ赤痢
- 【効果作用】約8~12時間
- 【発送】即日発送
トリコモナス腟炎について
まずは、トリコモナス膣炎についての理解を深めましょう。
正しい治療を開始するには、原因を知る事が大切です。
・原因
・症状
・検査
それぞれ項目を分けて解説したいと思います。
原因・感染経路
トリコモナス膣炎の主な感染経路は性行為によるものです。
・セックス
・オーラルセックス
・アナルセックス
のように、男性と女性・男性と男性・女性と女性のどのパターンでも感染するリスクがあります。
更に、お風呂・共用タオル・下着・便座などからも感染したり、母子感染した例もあるので、必ずしもセックスでの感染が疑われるわけではありません。
原生生物のトリコモナスは、ピンポン感染も多いと言われているので、感染が発覚した際にはパートナーと一緒に検査を受ける事が大切です。
※ピンポン感染とはパートナー間での感染を繰り返す事です。どちらか一方が治療してももう一方が感染したままだと再発するという事。
感染時の症状
トリコモナス膣炎は、女性の方が症状を実感しやすい性病です。
主に、
・おりものの異常
・性器の痒み、痛み
・不正出血
・排尿時の違和感
などがあります。
また、男性の場合には無症状であることの方が多く、稀に尿道に痒みを感じたり、排尿時・射精時に痛みを伴う事があります。
総合的に考えて、トリコモナス膣炎は無自覚である事も多いため、発見が遅れないようにすることが大切です。
病院での検査と診断
病院で検査を受ける場合には、膣の粘膜を綿棒で採取したり、膣の分泌物を顕微鏡で確認する方法が一般的です。
男性は尿や尿道から採取します。
顕微鏡でトリコモナスの原虫を確認し、発見されればそのまま治療を開始します。
自覚症状が無くても、原虫が潜伏している可能性もあるので、抗菌薬などを使った治療を進めていきます。
ちなみに、トリコモナス膣炎に感染してからの潜伏期間の目安は1週間~10日程度です。
トリコモナス膣炎の治療について
次に、トリコモナス膣炎の具体的な治療方法についてです。
簡単に言えば、トリコモナス原虫を死滅させる抗生物質や抗菌薬を使用するという事ですが、治療に対しての理解を深める事も完治させるためには必要な事なので、もう少し詳しくまとめていきたいと思います。
主な治療方法
トリコモナス膣炎の主な治療方法は、前項で述べた通り抗菌薬を使った治療法です。
適応薬については、
・メトロニダゾール
・チニダゾール
この2つの成分が有効なので、どちらかの成分を含んだ抗菌薬を使って治療します。
性病科・泌尿器科・婦人科などの専門機関で処方してもらうか、薬を専門で取り扱っている医薬品通販サイトで入手するのが一般的です。
トリコモナス膣炎の薬を市販で購入する事はできませんので、予め覚えておこう。
治療期間の目安
治療期間の目安は10日間です。
また、処方してもらった薬に関しては基本的にすべて使い切る事。
インフルエンザと同じで、症状が治まっても細菌が体内に潜伏しているので、処方された薬は原則飲みきるようにして下さい。
仮に、10日間薬を服用しても症状が改善しない場合や、追加で治療する必要がある場合には、1週間程度期間を開けてから再治療となります。
ざっくりですが、1ヶ月程度あれば概ね治療できると考えておきましょう。
治療にかかる費用
トリコモナス膣炎の治療費用は検査する医療機関によって異なります。
目安としては、5,000~20,000円程度。
また、保険適用で治療するか、自由診療で治療するかによっても治療費用が異なりますので、その辺は専門医に相談して決めるようにしましょう。
また、保健所で行っている検査や通販で購入できる検査キットなどを利用すれば、もう少し安値で検査を受ける事もできます。
治療薬も同様に、通販で購入すれば2,000~7,000程度で買う事ができます。
自然治癒する可能性はある?
「性病は自然治癒する事もある」と思い込んでいる方も多いですが、トリコモナス膣炎に関しては自然治癒では治りません。
正しい検査と正しい治療によって完治させる事ができます。
自然治癒に期待して、症状を放置するとどんどん悪化して膀胱炎・膣炎等を引き起こしたり、他の感染症にも感染しやすくなりますので、注意してください。
トリコモナス膣炎はいかに早く発見して正しい治療を受けるかが重要です。
放置するとどんな影響がでる?
トリコモナス膣炎を放置した場合には、以下のような症状が起こり得ます。
【男性の場合】
・尿道炎
・陰部の炎症
・包皮の炎症
【女性の場合】
・子宮内膜炎
・卵管炎
・卵巣炎
・膣炎
・子宮頸管炎
医薬品専門の通販サイトで買える抗菌薬
▶ トリコモナス膣炎に最適のお薬なら通販で買えるフラジールがオススメ!
フラジールは、トリコモナス膣炎に有効なメトロニダゾール成分を含む抗菌薬です。
通販では200mgと400mgの取扱いがあり、症状や用途によって服用する用量も異なります。
また、トリコモナス以外にも「嫌気性菌感染症・感染性腸炎・細菌性腟症・ヘリコバクター・ピロリ感染症・アメーバ赤痢」などに適応するので、幅広い感染症に役立つお薬です。
「理由があって病院に行けない」「病院には行きたくない」という方は、通販サイトを利用して早めに治療するようにしましょう。
トリコモナス膣炎の予防と対策
トリコモナス膣炎の一番の予防策は「セックスをしない事」です。
前の項目でもお伝えした通り、トリコモナス膣炎では自覚症状が現れにくいことからピンポン感染が多いので、まずは完治するまでセックスをしない事です。
また、オーラルセックスによる感染率は低いですが、必ずしも感染しないとは断言できませんので、オーラルセックスに関してもセックス同様に控えるべきです。
完治してからの予防方法に関しては、最低限のルールとして「コンドームを着用する事」です。
トリコモナス膣炎に限らず、性病の多くは体内から分泌される粘液や粘膜によって感染しますので、コンドームを使用して粘膜からの感染を防ぐことが大切です。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
当ページでは、トリコモナス膣炎の感染から治療に関する情報をまとめています。
治療方法・治療薬・原因については、研究や最新の医療によって常に変わってくるものなので、必ずしもこちらの情報が正しいという事でもありません。
性病への対策や治療は、常に最新の情報をキャッチして対策する事が重要です。
その点で言えば、医療機関での診断と治療がベストな方法ではありますが、性病の治療は一刻を争う場合もあるので、まずは通販サイトで購入できる抗菌薬を服用してみて、治療経過を観察するのも良いかもしれませんね。
いずれにせよ、早めの治療を心がけるようにしましょう!