【要注意】妊娠や中絶の気になる疑問!ピルなら避妊できる?
妊娠や中絶を簡単に考えている若い世代の男女が多いですが、妊娠や中絶は非常に体に負担のかかるものです。
後先を考えずに性行為をすることは絶対にやめましょう。
ここでは、妊娠や中絶に関する疑問を解消できるように内容をまとめています。
万が一、妊娠してしまっても焦らずにしっかりと対応していきましょう。
また、妊娠の予防策として避妊薬についてもご紹介!
目次
人工妊娠中絶について
中絶は時期によっては流産や死産と言い表すことがありますが、現代の一般的な意味合いとしては、人工妊娠中絶と表わすことが多いです。
人工妊娠中絶とは、人工的に妊娠状態を中絶させる方法の事で、俗語で堕ろすとも呼ばれています。
要は、望んでいない妊娠をしてしまった場合に、その後、子育てをする自信がない場合や、なにかしらの理由で妊娠を維持できない場合に使用する手段の1つです。
中絶できるのはいつまで?
妊娠を中絶できるのは、初期・中期・後期で目安が異なります。
中絶をするのはだいたいが、初期~中期にかけてですが、稀に気が付くのが遅くて後期になってしまう可能性もあります。
【妊娠初期】妊娠11週6日までが目安
【妊娠中期】妊娠12週以降22週未満が目安
【妊娠後期】妊娠22週以降が目安
妊娠を中絶するのは女性にとっても非常に辛い事です。
どんな理由であれ、お腹に子を宿している事には変わりないので、安易な考えで中絶すれば良いと思わない事が大切です。
相手の方としっかりと将来性について話し合ったり、家族の意見を取り入れて最適な方法を考えましょう。
中絶の方法は?
妊娠を中絶する方法は大きく分けて2通りあります。
【掻爬法(そうはほう)】
・中絶専用の器具を使用して、子宮口を開き、鉗子(トングのようなもの)・キュレット・スプーン状の器具を使用して、胎児や胎盤を出すという方法。
【吸引法(きゅういんほう)】
・子宮口を開くまでは掻爬法の手順と同じ要領で、胎児や胎盤を出す際に掃除機みたいなもので吸い出す方法。
これらの方法はいずれも麻酔をかけて手術を行いますので、そこまで痛みを感じる事は無いと思いますが、術後に麻酔が切れた時には多少なり痛みを感じる事もあるようです。
中絶までの流れは?
妊娠してから中絶までの流れに関して、まずは産婦人科で検査を受ける事から始まります。
恐らく市販でも売っている妊娠検査薬・妊娠検査器を使用して自分でも妊娠している事を把握していると思いますが、改めて産婦人科で受診して尿検査・エコー・内診などの検査を行います。
産婦人科では、持病やアレルギーなどいろんな質問をされる事も多いので、予めどんな情報が必要かなど、確認しておくと良いかもしれません。
その後、実際に中絶を行う場合には、手術の日程を決めていきます。
手術当日は、点滴で麻酔をかけて先程紹介したいずれかの方法で中絶手術を行います。
基本的には日帰り手術が多いですが、術後に体調が優れない場合などには、改めて検査をしたり、担当医の先生に相談するようにしましょう。
中絶の費用は?自己負担?
手術の費用は基本的に全額自己負担となります。
一般的な中絶費用のイメージとしては、10万円前後という印象かと思いますが、初期中絶と中期中絶、後期中絶によって費用は異なります。
【初期中絶】・・・8~15万前後
【中期中絶】・・・15~20万前後
【後期中絶】・・・20~50万前後
あくまでも目安の金額となるので、実際に産婦人科で受診した際に詳しく聞いておきましょう。
金額の違いに関しては、初期・中期・後期で手術の内容が異なる場合があり、それに伴って費用も前後するようなイメージです。
中絶にかかる時間や期間は?
中絶にかかる時間は、受診した産婦人科によっても異なります。
その日限りで帰宅できる場合もあれば、病院によっては前日から入院という場合もあります。妊娠してからどれくらいの期間が経っているか、母体や胎児の状態と相談しつつ進めていく流れとなります。
手術そのものに関しては、数十分~数時間程度で終了するので、そこまで時間はかかりません。
中絶手術をした後の母体のメンタルの回復の方が時間がかかるかもしれません。
1人の人間を失ってしまう悲しみは計り知れません。そうならない為にも予め妊娠を望んでいない場合には、予防する事を心がけましょう。
妊娠中絶のリスクや危険性
妊娠中絶のリスクは主に身体的な部分と精神的な部分があります。
初期の中絶の場合、手術そのものはそこまで時間がかかりませんが、その後、薬の副作用や子宮内に傷がついてしまう可能性もあります。
安易に中絶と言っても、それなりに体には負荷がかかりますので、注意しておきましょう。
また、中期以降の中絶に関しては、自然分娩と同じ要領で中絶手術をすることもあり、それ相応のリスクが伴います。
特に術後の性行為に関しては、十分に注意が必要なので、しばらくは安静にしておく事が大切です。
体への負担はもちろんの事、精神的な負担も非常に大きいです。
妊娠や中絶を体験した女性が、立ち直るにはそれなりに時間を要します。性行為に対しても積極的になれなかったり、人によっては中絶が原因で不妊体質になってしまう事もあります。
その他、ストレスやホルモンバランスの乱れによって体調を崩してしまう事もありますので、パートナーのケアや家族のフォローなども大切になってきます。
妊娠を望まないなら避妊薬を使おう
厳しいことを言うようですが、そもそも望んでもいないのに妊娠する事自体、考えが甘いというのもあります。
性行為は確かにその時の快感で満足感を得る事が多いですが、その一時の勢いや間違いで妊娠する事は望ましくありません。
妊娠を目的とした性行為であれば問題ありませんが、女性としても男性としても望んでいないのに妊娠するような行為は絶対にしないように注意しておきましょう。
最後に傷つくのは自分ですよ?
どうしてもパートナーが避妊してくれないという場合には、女性側で対処するしかありませんので、避妊薬を使って望まない妊娠を避けましょう。
トリキュラー(低用量ピル)
トリキュラーは低用量ピルです。
1箱21日分で、21日使用した後に、7日間の休息期間を作ります。これを1ヶ月スパンと考えて毎日継続して服用する事で、妊娠を避ける事ができます。
また、避妊効果だけでなく、生理不順や生理痛、貧血、更年期障害などの予防や対策にも効果的とされていますので、生理の調整をする目的として服用している女性もいます。
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アイピルはアフターピル(緊急避妊薬)です。
万が一、性行為時に避妊に失敗しても、そのあと72時間以内に服用する事で、妊娠する確率を大幅に下げる事ができます。
また、48時間以内、24時間以内と服用する時間が早くなるにつれて避妊成功率が高まります。
自分が望んでいない性行為、無理矢理な性行為による妊娠を避けたりする場合にも効果的なので、常に常備しているという女性も多いです。
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女性の妊娠や中絶は非常に大変です。
妊娠は今後の人生に大きく影響してきますし、中絶も体への負担や精神的な負荷がかかり、自分としても辛い状況に陥ってしまいます。
そうならないためにも、性行為に対する意識の改善をして、妊娠を望んでいない時の性行為ではしっかりと避妊し、パートナーへの理解を促すようにしましょう。
中絶は女性にとって非常に辛い出来事ですので、母子双方の事を考えるのであれば、日々の性行為に注意するべきだと言えます。
もし、生理が来ないと不安に感じたらできる限り早めに検査をしに行く事をオススメします。
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